カロリー計算だけじゃない!ダイエット成功の三大栄養素とは?
2023/10/31
ダイエットをするときには、カロリー計算が欠かせませんが、実はダイエットに不可欠なのはカロリーだけではありません。ダイエットの成功には、三大栄養素のバランスが必要です。それは、タンパク質、炭水化物、脂質です。これらの栄養素をバランスよく摂取しながら適度な運動を続ければ、効果的なダイエットが可能です。今回はその3つの栄養素についてお話ししていきます。
目次
ダイエット成功の三大栄養素とは?
ダイエットに成功するために必要な栄養素は様々ありますが、中でも特に重要なのがたんぱく質、炭水化物、脂質の三大栄養素です。 まず、たんぱく質は筋肉の構成要素であり、ダイエット中にはこれを摂取しながら筋肉量を減らさずに体脂肪を減らすことが大切です。また、たんぱく質は食事の満足感を高める効果もあるので、ダイエット中には適切な量を摂取するようにしましょう。 それ以外にもタンパク質は代謝に関わっている酵素の原料にもなるため、代謝機能を落とさない上でも重要になります。
次に、炭水化物はエネルギー源として必要な栄養素です。炭水化物が不足することで、身体の機能が低下してしまい、代謝が落ちて痩せづらくなるなどのデメリットが生じてしまいます。
ただし、ダイエット中には過剰な炭水化物の摂取は避けるべきであり、低GI(血糖値上昇のスピードが遅い)なものを選ぶことが大切です。例えば、玄米やサツマイモなどが挙げられます。
最後に、脂質も適度な摂取が必要です。脳や神経系の働きに欠かせない栄養素ですが、過剰な摂取は脂肪の蓄積となり、ダイエットの妨げになることがあります。摂取量の目安としては、日々の総カロリーのうち20~30%程度が脂質であることが望ましいとされています。 以上の三大栄養素をバランスよく摂取することで、健康的かつ効果的にダイエットすることが可能となります。
たんぱく質
たんぱく質は、健康な体を維持するために必要な栄養素です。食物に含まれるたんぱく質は、筋肉や骨、臓器、血液などを作り出すための必須材料となります。また、免疫機能やホルモン分泌にも関与しています。タンパク質の1gあたりのカロリーは4kcalあります。
食事で摂取するたんぱく質は、動物性と植物性の2つに分類されます。動物性たんぱく質は、肉や魚、卵、乳製品などに多く含まれます。一方、植物性たんぱく質は、豆腐や納豆などの豆類、穀類、ナッツ類などに含まれます。 たんぱく質の適切な摂取量は、年齢や性別、体重や運動量などによって異なります。一般的には体重×1gほどのたんぱく質を摂取することが推奨されています。
筋肉をつけたい方やダイエット中は筋肉量を落とさないためにも体重×1.5g〜2g以上は摂りたいです。
しかし、摂りすぎにも注意が必要です。過剰なたんぱく質の摂取は、肥満や腎臓病、心臓病などのリスクを高めることがあります。適切な量を意識しつつ、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
炭水化物
炭水化物は私たちの身体に欠かせない栄養素の一つです。炭水化物は糖質と食物繊維の総称で、この糖質が普段人間のエネルギーとして使われます。1gあたりのカロリーは4kcalです。
主に米、パン、麺類、芋類などに含まれます。
食物繊維も多く含まれているため、腸内環境を整え、便通を促進する作用もあります。
しかし、近年は糖質制限ダイエットの流行により、炭水化物摂取量を減らす人や食生活の乱れにより、炭水化物ばかりの食事になっている方も多くなっています。
炭水化物は摂りすぎるとエネルギー過剰となり、余分なものを脂肪として蓄えてしまいます。逆に少ないことでエネルギー不足となり、低血糖などの症状も出てきて身体に悪影響を与えてしまいます。
ダイエット中は炭水化物は敵だと思われがちですが、本来は身体に必要な栄養素で適切な量を摂ることで、代謝も維持することができ健康的に痩せることができます。
炭水化物は摂る質を考えるのが大切になります。血糖値の上がりづらいものや食物繊維量の多いものを選ぶことが重要です。
脂質
脂質は、私たちの身体に欠かせない大切な栄養素の1つです。1g当たりのカロリーは9kcalと炭水化物やタンパク質の2倍以上のカロリーがあります。
主に動物性食品に多く含まれており、エネルギー源だけでなく、ホルモンや細胞膜、核膜の構成を行っています。また、皮下脂肪として、臓器を保護したり、体を寒冷から守る働きもあります。
しかし、過剰に摂取すると、肥満や心血管疾患のリスクが高まることが知られています。
脂質にも種類があり、良質な脂質を摂取することが重要になります。例えば、オメガ-3系脂肪酸は、炎症や血栓を抑制し、健康維持に役立つと考えられています。これは主に魚の脂から摂取でき、青魚に多く含まれています。
また、オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸を摂ることで、体内のコレステロール値を下げることができます。さらに、植物性食品に含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、腸内の脂質吸収を抑える効果もあります。つまり、脂質は、適量を守り、種類を選ぶことで、私たちの健康を支える大切な栄養素であるといえます。
野菜
野菜は、私たちの健康に不可欠な重要な食材です。三大栄養素をバランスよく摂れたら野菜もとても重要になります。
野菜にはビタミンミネラルが豊富に含まれており、食物繊維も豊富なため、三大栄養素の代謝を助けたり、腸内環境を整えることができます。野菜はカロリーも少なく、たくさん噛むことで満腹感も得られるため、ダイエット中には特におすすめになります。
特にオススメの野菜としては、カロテンが豊富なにんじんや、ビタミンCが多く含まれるレモン、カリウムや水溶性食物繊維が豊富なたまねぎなどです。野菜には、体内の老廃物を排出する効果や、病気の予防効果があるといわれています。毎日野菜を食べることで、健康的な体を手に入れることができます。
しかし野菜が食べづらいという方も少なくないと思います。
オススメの食べ方は味噌汁などの汁物に野菜をたくさん入れて摂ることです。
味噌汁に入れることで、温かい状態で野菜を食べることができ、とても食べやすくなります。また、味噌も発酵食品のため、腸内環境を良くする働きがあり、野菜と一緒に食べることで、より便秘の予防・改善の効果が期待できます。
野菜は健康的な食生活に欠かせない食材です。日々の食事に取り入れることを心がけましょう。
バランスの良い食事
私たちの体は、栄養素をバランスよく摂取することで正常に機能します。バランスのとれた食事は、健康維持に欠かせません。
また、身体の機能が正常になることで、代謝も上がり、ダイエットすることができます。
タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルといった栄養素を含む食品を、適切な量を摂取することが大切です。
例えば、高タンパク質の食品と低脂質の食品を組み合わせることで、筋肉をつけながら体脂肪を減らすことができます。
また、毎食の食事量を適度に抑えることも重要です。食べ過ぎは肥満や生活習慣病の原因になります。
その一方で、食事量が足りないと、栄養不足に陥ってしまいます。食事量は、自分の身体に合わせて摂ることが大切です。 食品の選び方も、重要なポイントです。加工食品やスナック菓子など、栄養が偏っている食品は控え、野菜や果物、魚や大豆製品など、バランスがとれた食品を摂るように心がけましょう。調理されている工程が多いものほど栄養素が落ちてしまうので、なるべく調理工程の少ないシンプルな食べ方をすることがオススメです。
まとめ
健康的に痩せるためには三大栄養素とビタミンミネラルを含めたこの五大栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
1日の必要なカロリー内に抑えて、主食・主菜・副菜をしっかり摂り、適度に運動することで健康的に痩せることができます。
そこに水分やタイミング、調理法など細かな要素が乗っかってきますが、パーソナルジムVIIDではそれらのアドバイスも行っております。
食事サポートをつけることで、カロリー計算などもお任せできます。
1人でダイエットするのが不安な方、健康的な身体づくりがしたい方、ぜひ一度VIIDまでお越しください!!